2011年7月29日金曜日

今さらだけど、まさか、人は一人で生きていけると思っていない?

ある有名な画家が話したことがあります。

「有名な画家になれた最大の理由は何ですか?」

「人間関係を大切にしたことです。」

才能がある人ですら、こうだ。


彼の性格は、明朗で素直です。

その上に思いやりと感謝を忘れないという要素があればまさに鬼に金棒です。

もちろん日々の修業も怠らなかったことでしょう。

画家として生きていく、自分を活かしていくという目標をしっかり持っていたのでしょう。

でも、その前に、人格的にも、誠実に、勤勉に、律儀などの「徳」を身につけていたのだと思います。


人生のどんな時期においても忘れてならないのが、他人への気配りです。

この積み重ねが、あとで、大きくものを言います。

そう思わない?


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ちょっとしたことだけど、ここに人生の真髄がある。

人の話を聞く力・・・心の持ち方

人は、それぞれの考えや感情があって、やっかいなことに、皆、これを出したがるものだ。
人の話を聞くということは、自分の考えや感情を表明したいという大きな欲望、本能を抑え込むということでもあるので、相当、苦しい。

逆に言うと、人の話を聞く力を身につけることができたならば、この人は、それだけでも、世の中で成功していける大きな財産となる。
ただ、実は人の話を聞くといっても、その聴き方も、かなり修業がいる。
まず、前提として、人の話が聴けない人は、自分の目標も実現できないということをよく理解しておくことが大切だ。
人はひとりで生きていけないということだね。

次に話を聞いているときに、相手の身にいったんなりきって理解することが必要だ。
そうでないと、話し手は、やっぱり理解してくれない、自分の話を真剣に聞く気がないな、という思いを持ち始める。

人は、自分を一番、愛すべきだけど、会話の時だけは、話し手が一番大事だという気持ちを持とう。

ちょっとしたことだけど、ここに人生の真髄がある。


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小さな約束を守る習慣が自分を強くする

約束には、自分に対してだけのもと、他人への約束(これは同時に自分に対しても約束となる)となるものがある。
自分の約束は、大きなものとしては「自分が大切にすると決めたこと、価値観を守ること」と言ったものだ。

小さな約束もある。
たとえば、会社には始業30分前には着いているとか、道でゴミを見つけたら拾うとか、通勤電車の中では英単語を勉強するとか、電車の中では他人の読んでいる新聞を読まないとか。
こうした、自分が自分に対してつくった小さな約束事は、破ったって誰もとがめない。
しかし、どんな小さな約束事でも、自分が守ろうとし、習慣化しようと決め、きちんとそれが守られるならば、自分の心が1日1日と強くなっていく。

だから、無理に、自分が心から納得していないような過大な約束をしてはいけない。
「やっぱり、私はダメだ」というレッテルを自分の心に植えつけかねない。

他人との約束は、さらに大事だ。
口約束だって、きっちりと守ることだ。

人との小さな約束をちょくちょく破る人は、他人はもちろん、自分でも自分の心を信じないようになるから、物事をうまく進めることが不可能となる。
恋愛も、仕事も、自分の夢も、幸せも、すべてが、自分から遠ざかっていってしまう。

そしてもっと言えば、自分への約束、他人との約束を守れない人は、行きつくところ、社会との約束も守れなくなる。
ついには、社会の力に頼って助けてもらうしか生きる方法を持たないというようになってしまう。

自分への小さな約束、他人との小さな約束を守ることを1つずつ増やしていくことが、幸せへのパスポートになる。